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治療院雑話

お掃除を見直してみませんか?

緊急事態宣言の発令から数日たちましたが、みなさまお身体の調子はいかがでしょうか?

外出自粛生活でなんとなく気持ちがお疲れ気味の今だからこそ!家の掃除を見直してみませんか?

 

「なぜ?」と疑問に思われた方もいらっしゃると思います。

 

普段私たちは毎日何気なく過ごしているその場所の空気を吸って暮らしています。当然のことながら、その空気は私たちの身体に様々な影響を与えます。免疫も例外ではありません。つまり外の環境がよければ私たちの身体の内側の環境もよくなるというわけです。

 

 そこで今回はお掃除の仕方、特にウィルス対策を強化したやり方についてご案内したいと思います。

 

先ずは換気

掃除のときは窓を開け、「換気」をする方も多いですが、これは部屋のホコリを家中にばらまく可能性があります。換気する時はやみくもに窓を開けるのではなく、空気の通り道を意識して、二か所の窓(入口と出口)を開ける様にしましょう。

 

 

次に掃除機掛けです。

一般的な掃除機はゆっくり引くときにカーペット等の繊維の中のゴミを吸います。したがって力で押すのではなくゆっくりとしたスピードで掃除機を動かし、カーペット等に押し付けないように注意しながら動かしましょう。またフローリングの床を水拭きされている方も多いと思いますが、これは床に雑菌を塗り拡げている可能性が高い為オススメできないそうです。床の拭き掃除はどんな汚れでも乾いたマイクロファイバークロスがおすすめです。

 

 

 最後に今のように感染症が流行している時はドアノブや手すり、電気のスイッチ、リモコン等を消毒用エタノールや0.02%の次亜塩素消毒液(コロナウィルスに対しては0.05%が推奨されています)で拭きとることが有効です。(注1、2)

 こんな時だからこそ、今までの掃除を少し見直してみませんか?

 

注1:使用する際は手袋をしてください。また次亜塩素消毒液を使用できない素材のものもあります。詳しくは商品の注意事項をお読みください。また拭いた後は必ず水拭きしてください。

注2:0.02%の次亜塩素ナトリウム液の作り方

原液濃度が5~6%の塩素系消毒液を使用する場合、2Lのペットボトルの1本の水に原液10ML(ペットボトルのキャップ2杯)を入れます。

0.05%の次亜塩素ナトリウム液の作り方

原液濃度が5~6%の塩素系消毒液を使用する場合、500MLのペットボトルの1本の水に原液5ML(ペットボトルのキャップ1杯)を入れます。

参考文献:『図解 健康になりたければ家の掃除を変えなさい』松本忠男著

参考:厚生労働省HP、目黒区HP

(著:横田)