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治療院雑話

ひとみ治療院 院内勉強会 第三弾

7月20日の治療院業務終了後に井上幸恵先生(薬剤師・鍼師・灸師・あんまマッサージ指圧師)をお迎えして、院内の漢方勉強会第3弾が開催されました。

今回のテーマは「頭痛」「めまい」「むくみ」「慢性疲労症候群」「精神疾患」「皮膚疾患」でした。

 

荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)
副鼻腔炎や慢性鼻炎などに用います。特に脂っぽい汗をかきやすく、慢性的な鼻炎に悩まされている方にはオススメです。

 

 

 

 

 

 

 

釣藤鈎(チョウトウコウ)
釣藤散(チョウトウサン:頭痛の薬)、抑肝散(ヨクカンサン:イライラを抑える薬)などに含まれる生薬です。かぎ針の形をしていることから、気を引っ掛けて下ろす作用があると言われています。

 

 

 

 

 

 

 

五苓散(ゴレイサン )
むくみや二日酔いの薬として用いられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

竜眼肉(リュウガンニク )
帰脾湯(キヒトウ:不安や緊張を和らげ、眠りをよくする薬)に用いられます。美味しいです。

 

 

 

 

 

 

 

柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)
精神不安によって眠れない方の漢方です。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も生薬を齧ってみたり、匂いを嗅いでみたり、方剤を飲んでみたりと体験重視の内容で、スタッフの理解度もグングン上昇しました。今後の治療や患者さん指導に活かしていきたいと思います。

井上先生の講義は本当にわかりやすく、院外の鍼灸師の先生にも2〜3名ご参加頂いたのですが、知識としての漢方だけではなく、明日治療に活かしたり、患者さんにお話できる内容が盛りだくさんだと、大変好評でした。

そこで今回は院内勉強会でしたが、今後は井上先生とコラボして、院外治療家の方や東洋医学に興味のある方向けの勉強会も開催していきたいと思っています。
詳細決まり次第またお知らせさせて頂きますので、よろしくお願いいたします。

 

それにしても竜眼は美味しいです(笑

                      院長 中野 ひとみ  著 

 

 

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