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お知らせ, 動ける!身体の作り方, 東洋医学事始め, 治療院雑話

6月の養生について

梅雨に入り湿気の多さで不調を感じておられる方も多いと思います。
東洋医学的にいうと「湿邪」と言い、湿邪は、体に余分な水分が溜まり不調を起こす状態で、重くて、濁り、粘っていて、長く居座ると言った特徴があります。
その為、むくみ、だるさ、痛みなどの原因になるのです。

対策!! 胃腸の弱りを防ぐことが課題!

東洋医学的には湿邪になると痛みやすい臓器は『脾』が弱ると言われており、『脾』は
消化器官と深くかかわる臓器とされています。
弱ると消化吸収が衰えて食欲不振、胃痛、消化不良を起こしやすくするので、胃腸の機能を改善することが必要です。
「食べたものをしっかり吸収して、余分なものをしっかり排泄する」

1.水分は必要以上に水分をとりすぎない、冷たいものの摂りすぎも禁物

水分は30分に1回、2~3口、一日に一ℓを目安に。
むくみ、だるさ、胃腸障害の原因になります。

2.しっかり除湿する

寝室やリビングの湿度管理をします。
新聞紙で湿気対策(布団の下に敷いたり、湿けるところは、丸めておく湿気を吸ってくれます。)
湿度は50~60%保つように意識しましょう。

3.軽い運動で汗をかく

体の表面の水の蒸発が進まず「水毒」の状態から、うっすら汗をかくことで、身体の余分な水分を排出します。
おススメは、ストレッチ、ヨガ、太極拳、低温サウナ、岩盤浴です。

4.食養生

お茶
トウモロコシのひげ茶、はと麦茶(水分代謝をよくする)
梅干し
食欲を回復させ、食中毒を防ぎ、血流を改善し骨を強くする働きがあります。

梅干しは温めて食べると、より効果がアップするので、トースター、電子レンジで温めて
食べましょう。
どうにもだるいときは、顆粒の昆布だしをといた湯に焼き梅干しをいれ即席のお吸い物にして飲んで下さい。

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