ブログ
Blog

治療院雑話

お灸生活で免疫力UP!①

こんにちは。全国的に緊急事態措置が解除され、東京都も外出自粛の段階的緩和が始まっていますね。もちろん、まだまだ感染症予防対策は引き続き実施していかなくてはいけません。そんな中、やはり大切なのは、

自分の健康状態・免疫力を上げておくこと。つまり身体の中からの感染予防です!

『東洋医学』は、「病気にならない身体をつくる」「身体の調子を整えておく」ことを主眼とした医学。日々の生活の中で取り入れていただくと、身体の調子を整えることができます。

 

そんな東洋医学の養生法の一つであるお灸は、昔から日本では民間療法としてその効果が広く知られています。今は、火が直接皮膚に当たらない、シールで簡単に皮膚に貼りつけるだけのお灸(台座灸)がドラッグストアで買うことができます。「熱くないの?」「やけどしないの?」という心配もいりません。ぜひお灸のセルフケアで、免疫力をつけていきましょう!

 

今回は「台座灸の使い方」と、「新型コロナウイルスに負けない!免疫力を高めるツボ」のひとつをお伝えします!

 

 

【台座灸の使い方】

①裏面のシールをはがす
②指先にのせて火をつける
③ツボの上にのせ、熱くなったら取る

①裏面のシールをはがす。
②指先にのせて火をつける。※火傷に注意!
③ツボの上にのせ、熱くなったら取る。 ※我慢しすぎないで!
④上記の手順を3~5回(3~5壮)繰り返します。
※ツボの状態に合わせて適宜ご使用ください。
<ご注意>
温度・湿度等の季節環境や風等の使用環境、また体調・体質・部位の違い等の様々な要因により低温火傷が生じる場合があります。季節・状況等に合わせてご使用ください。汗をかいているところ、皮膚の薄い部位等は火傷を起こしやすいので特にご注意ください。

 

【今回おすすめのツボ(経穴) ~三陰交~】

三陰交

★ツボの場所
内くるぶしのてっぺんから手の指の幅4本分上、骨のきわにあります。周りより凹んでいたり、押して気持ちいいところを見つけてみましょう。
★ツボの効果
胃腸を元気にして、生命活動に必要なエネルギーを生成するのを助けます。血のめぐりも良くするので、冷え症や女性の生理や更年期のお悩みにもおすすめです。


★期待できる効果【食欲不振、胃腸の不調、冷え、むくみ、生理痛、更年期障害、不眠症、等々】


★左右の脚にお灸をしてみましょう!ツボを触ったときの感じ方や、熱さの感じ方が左右で違ったりします。お灸の熱さを感じながら、じっくりお身体を観察してみてください。

 

今回お伝えした三陰交は、なんと東洋医学の本場、中国の鍼灸学会から発表された『COVID-19のための鍼灸介入ガイドライン』からピックアップしたツボ!ここには他にも新型コロナウイルスに負けないための重要なツボが示されています。他のツボも順次お伝えしていきますのでお楽しみに!

お灸はお家で簡単にできて、続けるほど身体を元気にしてくれます。ぜひ「お灸生活」を楽しんでみてください。

 

 

~台座灸お買いもの情報~

「台座灸、薬局で見たら150個入とかで、多くてハードル高い…。熱さのタイプもどれを選んだらいいのか…」という方!そんな方のために当院では20個入を販売しています。ご希望があれば違う熱さの台座灸をブレンドすることも可能です。台座灸の他にも、煙の出ない「火を使わないタイプ」のお灸もありますよ!お試しにちょうど良い個数でご用意しておりますので、お買い物だけでもぜひ当院を覗きに来てください。

(スタッフ 黒岩)

/